パニック障害とは

 パニック障害とは、突然のパニック発作が出現し、発作に対する不安や恐怖から日常生活に影響を及ぼしている状態のことをいいます。

 

 パニック発作に伴う症状は、動悸、発汗、手足の震え、息苦しさ、めまい、ふらつきといった症状があげられます。

 パニック発作は、死んでしまうのではないかと思うほど症状が強く、自分ではコントロールできないと感じます。そのため、予期不安というものが出現するようになります。予期不安とはまた発作が起きたらどうしようかという不安のことで、発作が起きやすい場所や状況を避けるようになります。

 パニック発作は電車、人込み、美容室、映画館、エレベーターの中などの「逃げられない場所」に対する恐怖心から出現する場合もあります。

パニック障害の治療

 パニック障害の治療にはセロトニンという脳内物質を増加させる薬物療法を行うことで症状が徐々に改善していきます。脳内の神経伝達を担っているセロトニンの量を増やすことで不安、緊張、恐怖をコントロールできるように手助けをしてくれるようになります。

 また、パニック発作が出現しそうなとき、あるいはパニック発作が出現してしまったときに一時的に発作を緩和してくれる頓服薬も併用していきます。

 

 これにくわえ暴露療法や認知療法という心理療法を併用しながら、パニック障害を克服していくことになります。専門医の診断と指導のもと、時間をかけて治療を継続していくことが重要です。