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インチュニブ

ADHD治療薬インチュニブ

 インチュニブはADHDの治療薬の一つで、グアンファシン塩酸塩を主成分とするお薬です。

 グアンファシンは前頭前皮質にある細胞の後シナプスに存在し、アドレナリン受容体であるα2A受容体を選択的に刺激し、シグナル伝達を増強させることにより、ADHDの症状である不注意、衝動性、多動性などを改善すると考えられています。効果発現までの時間と効果の持続時間はストラテラと同様で、継続して服用することでインチュニブの効果を維持させることができます。インチュニブはコンサータ、ストラテラと併用して服用を継続することも可能です。

インチュニブの用法・用量

 18歳未満では、通常、体重 50kg未満の場合はグアンファシンとして 1日1mg、 体重50kg以上の場合はグアンファシンとして1日2mgより投与を開始し、1週間以上の間隔をあけて1mgずつ、体重にあわせた維持用量まで増量していきます。

 医師の診察のもと、症状により適宜増減しますが、体重にあわせた最高用量を超えないこととし、いずれも1日1回経口投与することとなっています。

 18歳以上では、通常、グアンファシンとして 1日2mgより投与を開始し、1週間以上の間隔をあけて1mgずつ、1日4~6mgの維持用量まで増量します

 医師の診察のもと、症状により適宜増減するが、1日用量は6mgを超えないこととし、いずれも1日1回経口投与することとなっています。

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